ザ・ノンフィクション
2017年7月2日（日）放送分
「男23歳 親にホストと言えなくて」
語り：三浦理恵子
今回の「ザ・ノンフィクション」主人公は、
新宿歌舞伎町のホストクラブで働く23歳の たいぞう さん。
（ホストクラブでの源氏名「原田たいぞう」）
たいぞうは熊本県の高校を卒業後、愛知の大手金属加工メーカーに就職。
しかし、やりがいや刺激が見出せず一年で退職。
2016年に東京へやってきました。
たいぞうには、親に言えない秘密が2つありました。
その秘密とは・・・？
新宿歌舞伎町と言えばホストクラブ。
最近は若いOLのお客さんも増えているそうです。
歌舞伎町には230店舗以上ものホストクラブがあり、
その中の一軒「DeZon」というお店で たいぞうは働いています。
私はホストクラブに行ったことが無いので、
テレビなどで見たことしかなく未知の世界です(;^_^)
たいぞうが働くDeZon(ディゾン)のナンバーワンホストはyasuさん。
yasuさんは強気な接客が人気だそうで、
一か月のお給料は500万円を超えるんだとか・・・。
「シャンパンおろせよ、シャンパンおろせよ」
「ホストクラブでシャンパンおろさないでどうなってんだよ」
とお客さんに向かって話すナンバーワンホストのyasuさん。
( ﾟ_ﾟ)・・・。
ナンバーツーのホストはyasuさんの半分250万円程のお給料だそうで、
結構な差があるんですね。
たいぞうはホストクラブのお店が借りている家賃3万円のマンションで
暮らしています。光熱費込みで3万円って良いですね。
この日のご飯は、コンビニ弁当に栄養ドリンク。
ホストって華やかなイメージですが、私生活は地味というか
普通というか、こんな感じなんですかね・・・？
（ていうかメイクしてないから顔が全然違うじゃないですか）
たいぞうには、親に言えない秘密がありました。
それは、「ホストとして働いていること」
もう一つは「美容整形していること」
たいぞうは300万円かけて目頭切開などの美容整形をしていました。
“親孝行できていない、親に隠し事をしている”
この悩みが原因で仕事に熱が入らないこともあるそうで・・・。
お客さんの前でも全然話す気が無く、暗い態度のたいぞう。
しまいには「違う人に変えてもらっていいですか？楽しくない。」と
お客さんから言われてしまいました。
悩みがあっても接客中にダルさ全開の態度は良くないですよね…。
お客さんはお目当てのホストと楽しく話したくて来ているんだし。
たいぞう、今度は常連客である20代女性のお客さんとの問題が発生。
そのお客さんはホストクラブでの飲食代2回分を未払いだそうで、
その金額は約30万円。
電話やLINEは反応が無く、そのお客さんの家を訪ねるたいぞう。
その日は不在だったのか、ダメだったようで・・・。
未払いで帰すことがあるんですねぇ？しかも30万円って。
たいぞうはお酒が苦手ながらも接客中はお酒を飲み、
悪酔いしてしまうこともしばしば。
ホストクラブの閉店時間後も女性とお酒を飲んだり、
休日は店外デートをしたりと多忙な毎日。
LINEでお客さんとメッセージのやりとりもしています。
そこまでしないと常連客を作るのは難しいのでしょうか。
大変ですね。
ある日、たいぞうは親友に相談しました。
それをきっかけに、両親に会いすべてを話すことを決意しました。
「このままじゃダメかなって思って。
このまま会わないっていうのもないと思うので。」と話すたいぞう。
不安と緊張を抱えたまま、熊本の実家へ帰ります。
髪を染め、整形をした息子の顔を見た両親は驚きを隠せませんでした。
しばらく会っていなかった自分の息子が
自分の知っている顔と違って帰ってきたら、そりゃ驚きますよね。
ホスト仕様になってるし。
お母さんショックそう・・・。
たいぞうは、3年ぶりに家族揃って食卓を囲みました。
両親は、たいぞうがホストとして働いている事、整形している事を
受け入れられずにいました。
けれど、たいぞうが東京へ戻る頃には、
「頑張っているなら、それでいい。」と言ってくれたそう。
今まで言えなかった事を両親に打ち明けることができて
スッキリしたのでしょうか。
たいぞうは、お店のナンバースリーホストになったそうです。
＜おわり＞
生きて～る 生きている～♪
今回はエンディングテーマ曲を歌ってるの男の人でした。
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ザ・ノンフィクション
ザ・ノンフィクションは、1995年10月からフジテレビで放送されている日本のドキュメンタリー番組。
＜オープニング・テーマ曲＞「サンサーラ 」演奏：武部聡志
＜エンディング・テーマ曲＞「サンサーラ」歌：宮田悟志
