物語のある生活

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ザ・ノンフィクション「ママ、どうして死んじゃったの?」

2018年11月4日(日)放送分

ザ・ノンフィクション

「ママ、どうして死んじゃったの?」

語り:朝岡直子

 

今回の主人公は夜の六本木で働く22歳の女性。

名前は、りか。

りかは、六本木のお店でダンサーとして働いています。

 

「どうしてこの仕事を?」

 

りか「夜1人で居たくないっていうのがすごいあったから。」

「でもキャバクラとかはちょっとやだなって思って…」

 

お店ではショーが3回行われます。

ショーの合間は、お客さんのところへ行って話をしたり

一緒にお酒を飲んだりします。

しかし、りかはあまりお酒に強くありません。

 

午前5時、お店が閉店する時間。

りかは酔っぱらっていて、お店で寝てしまいました。

その後、ふらふらした足取りで何とか自宅へ帰ろうとします。

帰り道には、「お酒を飲まないとやってられない。」

「お酒を勧められたら断れない。」と話していました。

 

りかは、都内にある1DKのマンションで

犬のバニラちゃんと一緒に暮らしています。

 

りかは一人っ子。

自宅では、時間があると料理をします。

小さいころ、母親がお弁当を作ってくれなかったので

小学校3年生の頃から自分でお弁当を作るようになったそうです。

りかの母親は、六本木で接客業をしていました。

父親は3歳の時に居なくなり、母と2人暮らしに。

しかし母親は、いつも家に居なかったといいます。

晩ご飯は、いつも母親と外食するか出前。

りかは、「母の味」を知りません。

 

りかの部屋にはベッドの他にドレッサーが置いてあります。

鏡の前には、母親の写真が飾られていました。

「ママの写真を近くに置いておくと安心する。」と話すりか。

 

この写真は、母親の遺影。

りかの母親は、りかが15歳の時に自殺したのです。

 

母親は、毎日のように死のうとしていたそうです。

りかは止めるのに必死だったといいます。

「怖かったけど、止めなきゃいけないと思ってた。」

りかは泣きながら話してくれました。

 

母が亡くなってから7年が経ちましたが、

りかは片時も母のことを忘れたことはありません。

悲しくて寂しくて、眠れない日々を送っていました。

気が紛れると思って始めた夜の仕事。

苦手なお酒も我慢して飲みます。

 

りかは、部屋の更新をきっかけに引越しをしました。

引越しの荷物を整理していると、母親のパジャマが出てきました。

 

捨てられず、今でも大切に持っているそうです。

7年前から1回も洗わずに持ち続けているママのパジャマ…。

忘れたいけど、忘れたくない…。

母親がお揃いで買ってくれた、思い出のパジャマです。

 

夜の六本木。

りかが働いているお店は大賑わい。

今日も苦手なお酒を飲みます。

しかし閉店間際、りかの姿が見えなくなりました。

裏に行ってみると、りかが倒れていました。

飲み過ぎたようです…。

 

店の責任者、ひさしさん。39歳。

連日のように酔いつぶれているりかを見て、痺れを切らしていました。

「ちゃんとしよう。かわいいだけじゃやっていかれへんし。」

ひさしさんは、りかに話をします。

しかし、りかは「うるさい!」と反抗します。

ひさしさんは、りかに母親が居ないことを知っていますが、

これ以上甘やかすのは良くないと感じていました。

朝の6時過ぎ、りかは仕事から帰宅しました。

すると、大切にしまってある母親の遺骨を取り出しました。

「一緒に居たいから」と、遺骨を抱くりか…。

 

母親が自殺した日、りかは家に居ませんでした。

母と喧嘩して、叔父の家に泊まっていました。

叔父から連絡があり、母の死を知らされたと話してくれました。

りかの母親は、自分の車の中で亡くなっていたそうです。

りかは、母の自殺は自分が母のそばに居なかったからだと

自分を責め続けてきました。

 

ある日、「りかの母のことを知っている」というお客さんが

店にやってきました。

そのお客さんは、りかの母親が亡くなったことは知らなかったようで…。

するとりかは、突然その場から走り去ってしまいました。

 

この日の翌日は、母の命日でした。

りかは、あることを思い出したようです。

 

母親と韓国料理を食べに行った日、

母親がトイレに行ってる間に母のお金を盗んだこと…。

りかは、ひさしさんの前で、呼吸が苦しくなるほど泣きながら

その時のことを話しました。

謝りたくても、母はもう居ません…。

 

ある休日、りかは待ち合わせをしていました。

相手は親友の真衣さん、22歳。

りかとは、小学校から高校までずっと一緒でした。

母親が亡くなったとき、りかが真っ先に連絡したのが真衣さん。

「まだまだ何年も生きて行かなきゃいけない。しんどいね。」

「新しい家族でもできたら変わるかもよ?」

「結婚しろって言ってるの?(笑)」

こんな会話をしながら、りかは親友とご飯を食べました。

 

その後、りかは神戸に向かっていました。

3歳のときに離れ離れになった父に会うためです。

父親とは、半年に一度会って近況を話しています。

 

りかの父(謙二さん、65歳)には妻と、10歳になる息子が居ます。

りかには、息子が居ることは話せていませんでしたが、

この日はじめて息子が居ることをりかに話し、

「良かったら会ってみる?」と誘ってみたのです。

父から突然知らされた弟の存在。

りかは驚きつつも自然と笑顔になり、弟に会ってみることにしました。

 

弟は小学校4年生の敬汰くん。10歳です。

そして敬汰くんの母、美紀さんは何年も前から、

(りかも)神戸に来て、こういうふうになれればいいなと思っていたそうです。

思わず涙がこぼれる、りか…。

自分の知らない場所で、自分のことを思ってくれている人が居たなんて。

「ありがたい」と言い、りかは嬉しそうにしていました。

 

それから一週間後。

りかは母の遺骨をお墓に戻すことを決意し、

母の実家を訪ねました。

祖母は、りかに手料理を振る舞ってくれました。

おばあちゃんも、孫のりかのことを気にかけていました。

 

りかは、母の遺骨を持って母のお墓へ向かいました。

遺骨をお墓に戻し、手を合わせます。

「ママ、私の事見守っていてね…。」

 

りかは、ずっと大切にしていた母親の遺骨をお墓に戻したことで

少しスッキリしたと話していました。

りか「もう大丈夫…な気がする。」

 

<おわり>

 

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