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ザ・ノンフィクション「追い込まれた男」ホスト伯爵

ザ・ノンフィクション「追い込まれた男」

2017年12月17日(日)放送分

語り:ヒロシ

 

東京新宿 歌舞伎町にあるホストクラブ

ROMEO(ロミオ)で働く一人の男性が今回の主人公。

伯爵 40歳。

ROMEO(ロミオ)では最年長のホスト。

ホストクラブは30歳が定年と言われているが、

伯爵は40歳になった今でも現役でホストを続けている。

ホスト歴は17年。

 

伯爵が40歳になってもホストを続ける理由は一体何なのか…

 

ホストクラブROMEO(ロミオ)は連日満員で、

一晩で150万円を売り上げることもある人気のホストクラブ。

雑誌のモデルをしたり、歌を出すなどして、20代の若いホストを

アイドルとして売り出しているのが女性客からウケているそう。

 

伯爵は埼玉生まれ。高校生の時にはバンドを結成。

バンド活動の資金を稼ぐためにホストを始めたという。

家賃10万円のワンルームに一人暮らししている。

 

23歳から5年連続でNO.1を獲得し、

当時は雑誌でも取り上げられるほどの売れっ子ホストだった。

 

「あの頃のように返り咲きたい」

そんな思いを持ち続けて、伯爵は今でもホストを続けている。

 

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指名の無い伯爵はヘルプとしての毎日が続く…

ヘルプとして酒を作っては飲み、作っては飲み…

40歳の伯爵の体にはキツイ。

そんな伯爵に客から厳しい言葉が飛んでくる。

20代OLの女性客が

「今、ホストを続けているのは理由は何なのか」と伯爵に問いかける。

 

伯爵「他がないというのもあるけど、

2~3年前だったら全然余裕だったから。」

 

20代OL「じゃあ、あと3年も4年もホストを続けるビジョンではいる?」

伯爵「リアルな問題次第だね、収入次第だね。」

常連客の30代女性からは

「過去の栄光をずっと言ってちゃだめだよ。」と

伯爵自身、頭ではわかっている事を言葉で言われてしまう。

 

客の言葉が身に染みる。

 

ある日、伯爵は新人ホストのHIROに酒をすすめていた。

HIROは酒に強くなく、「もういい」と断っているにもかかわらず

伯爵は酒をどんどんすすめる。

 

この件がホストクラブの社長であるナイト(28)の逆鱗に触れ、

伯爵と一対一で話をすることに…。

しかし伯爵は納得できない様子。

 

給料日は社長であるナイトから売上順に現金で給料が手渡される。

伯爵は一番最後に呼ばれた。

その場で現金を数える。この月の給料は手取りで16万円。

 

「ヤバいですね」と苦笑いをする伯爵だが、

「また返り咲きたい」この想いは変わらないようだ。

 

伯爵の後輩タカヒロ25歳。

タカヒロたち後輩は先輩である伯爵に対して不満が溜まっていた。

ミーティングに来なかったり、すぐに酔いつぶれて寝てしまったり、

新人に無理に酒をすすめたり…

そんな伯爵の姿を見ている後輩には

過去の伯爵の凄さはなかなか伝わらないのだろう。

 

ある日の夜。

伯爵は同伴の客と飲み屋に居た。

月末で頭の中が売り上げの事でいっぱいになっていた伯爵は

同伴客に「頑張ってほしい」と相談を持ち掛けていた。

そして会計は同伴客の彼女。

伯爵「出世払いするからね!」

 

その後、ホストクラブにやってきた同伴の女性客と伯爵。

伯爵は彼女に「ボトル入れてよ」と頼み込んでいた。

「今日は無理」と断る彼女に、伯爵は「なんでだよ。いいじゃん」と 

しつこく何度も頼み込み、彼女は帰ってしまった…。

帰る彼女を外まで追いかけるが、大切なお客を怒らせてしまった。

 

この日の閉店後、KIYOTO(28)が伯爵の接客態度について

頭にきたようで伯爵と話をする。

 

伯爵「あの子(同伴客)だったら入れてくれそうじゃん。」

「締め日だから、俺のあの子だから。」

 

KIYOTO「俺のあの子というのが違う。」

「先輩なのに売上ない、情けない。でも先輩だから言う。

邪魔でしかないですよ。もう考えた方がいいですよ。」

伯爵にとって厳しい言葉。

 

後輩にこんな事を言われ、大切な客にも帰られてしまう。

追い込まれた男、ホストの伯爵40歳…。

 

そんな矢先、ホストクラブの社長ナイト(28)から呼び出される伯爵。

ここ数年の伯爵の勤務態度が中途半端にしか見えなく、

後輩たちからも色々な声が上がっている現状。

伯爵が店にとって良くない結果を出してしまっている。

このまま変わらないのであれば、辞めてもらうしかない。

 

「店にとって自分は必要とされていなかった」

伯爵にとって厳しい現実がふりかかる。

 

それから一か月後。

客が帰った後のテーブルを片付けているボーイの姿が。

 

髪をバッサリと切った伯爵だった。

社長のナイトに相談し、ボーイからでもいいんだったらと

返事をもらった伯爵は気持ちを新たに、

再びホストとして働きだしたのだ。

 

そして徐々に指名も増え、お給料も増えてきた。

「また返り咲きたい」伯爵のこの想いは強かった…。

 

<おわり>

 

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