2017年10月15日と22日の2週にわたって放送された
「ザ・ノンフィクション」人殺しの息子と呼ばれて・・・
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とても反響が大きかったようで、放送終了後も番組宛てに
メッセージや手紙がたくさん届いているそうですね。
北九州監禁連続殺人事件の犯人の息子にインタビューした
「ザ・ノンフィクション」番組チーフプロデューサーの張江さん。
息子について、「すごく冷静に話す人」という印象を持ったそうです。
電話でのやり取り後、はじめて顔を合わせる息子と張江さん。
お互いニヤっとして「ようやく会ったな。」という感じがしたと言います。
息子が「ザ・ノンフィクション」に出演することについて、
彼の家族は反対していたそうです。
松永死刑囚をはじめ、緒方受刑者、そして同じ施設で育った実の弟さんにも反対されたようです。
ただそれを振り切ってでも、彼自身ちゃんと「生きていく」ということを世に伝えたかったのではないかと思います。
彼が何故、今も北九州から離れずに暮らしているのか。
「北九州から出よう」という発想が無く、現実的な問題として金銭面、
知り合いがいない、という状況が大きかったようです。
知り合いがいない土地のほうが良いのでは?と思いましたが、
彼の中には「もう逃げたくない」という大きな思いがあったようです。
張江CP:「もし身元が割れるようなことがあれば、僕は消えるしかないのかなぁ」というようなことは言っていました。
また先日福岡でも番組が放送されたのですがその際には「九州で流せば何かしら起きる可能性がある」ということで事前に彼に放送をしても大丈夫かを確認しました。
「特定されたら引っ越さないと」というようなことは言っていましたが、放送を許可してくれました。
もう逃げたくないという気持ちが大きいようでした。
福岡でも放送されたのですね。
放送後には、若者から年配の方まで多くの方からの励ましの手紙、
息子と同じ境遇だという方からの手紙などたくさん届いていて、
全て彼の元へ届けられているそうです。