Huluオリジナルドラマ「雨が降ると君は優しい」第2話(52分)
ネタバレです。
立木 彩(佐々木希)は、
夫である立木信夫(玉山鉄二)を信じ愛しているが、
またも“あの衝動”に駆られてしまい
出会い系サイトに登録している男性と会う約束をしてしまう。
出会い系サイトでの彩のハンドルネームは「りんごちゃん」。
晴れの日の昼間、彩は待ち合わせ場所へと向かった。
真っ赤な口紅と、真っ赤なワンピース姿で。
ところが、待ち合わせ場所に居たのはなんと
夫である信夫の同僚の望月俊介 (吉田ウーロン太) だったのだ。
お互い結婚式で会っており、顔は覚えていた。
彩は動揺して、急いで走ってその場から逃げ出した。
その足で、カウンセラーの小早川志保(木村多江)に助けを求め
クリニックへを訪ねた。
ところが彩は気を失い眠ってしまい、気が付くと夕方に。
そして、小早川に信夫がいつも笑顔でいる事について相談していた。
「ずーっと笑顔の人ってどんな人ですか?
いつもニコニコしていて笑顔のお面を付けているような…」
小早川は、「自己防衛が強いんじゃないかしら?」と彩の夫、信夫を分析。
一方、出会い系を利用して待ち合わせ場所に彩が現れたことに
驚きを隠せない望月は信夫(玉山鉄二)に打ち明けるのをためらい
新城玲子(奥菜 恵)や同僚の堺圭一(阿部 力)に相談していた。
信夫は編集長(陣内孝則)に小野田(古谷一行)の原稿の件を話していた。
編集長は、あっさりと平川百合(奈緒)のバッグから
原稿を抜き取ったのは自分だと認めた。
さらに、平川が自分の娘だと打ち明けたのだった…。
彩が駅で信夫の帰りを待っていると、1人の男が近づいてくる。
その男は、過去に出会い系サイトで知り合った男だった。
「ご主人にバレたらマズイよね~?リンゴちゃん」と彩を脅したが、
彩は近所のコンビニへ逃げてから自宅へと戻った。
ある日、新城玲子(奥菜恵)が彩と信夫の家を訪ねてきた。
信夫は留守にしていた。
雑誌の仕事関連で元モデルの彩をよく知る玲子は、
望月から出会い系の件を聞き信じられない様子だったが、彩の話に耳を向けた。
信夫は望月や同僚、編集長らと呑みに来ていた。
同僚の真壁(前田公輝)は酒が飲めず悪酔いし、信夫に絡んだ。
「早く帰った方いいですよ、奥さん、浮気してんすからっ!」と
彩と望月が出会い系サイトで会ったことを暴露してしまう。
信夫は「そんなわけない。馬鹿げてる」と笑っていたが、
帰り際にどこか不安げな表情を見せた。
倉田(陣内孝則)は自宅へ戻り酒を探していた。
すると部屋の奥から小早川(木村多江)が出てくる。
倉田はアルコール依存症だったようだが、小早川のおかげで(?)
半年間酒を断つことができていた。
2人は恋人関係のようだ。
ある朝、 信夫は出勤途中に散歩している白い犬とすれ違った。
何か嫌な記憶がよみがえるのか、信夫は頭を抱えてしまう。
すると、雨が降って来る。
傘を取りに家に戻った信夫だが、玄関のドアを開けた瞬間、
衝撃の光景を目にしてしまう。
彩が見知らぬ男に襲われているのだ。
この男は、以前駅で彩を待ち伏せしていた出会い系サイトで知り合った男。
夫である信夫が出て行った隙を狙って、彩に迫ってきたのだ。
男が「奥さんが誘ってきたんだ。証拠だってある。出会い系で…」と
スマホの画面を見せたが、
信夫は見向きもせず男に「出て行け」と言い男を追い払った。
彩は、「違うの…」と信夫に言ったが、
信夫はただ笑顔で「折り畳み傘忘れちゃった。」
とだけ言ったのだった。
そして彩も涙を浮かべながら笑ったのだった…。
2人は、これから始まる地獄を覚悟した…。
第3話へ続きます。
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