東京女子図鑑
第九話(21分)
舞台は代々木上原。
自分を取り戻すため、少し立ち止まって考えるため、
綾は真人との別居を決意。
代々木上原の街は一定の距離感と優しさで包んでくれる。
かつて、恵比寿の隆之を奪い去っていった美愛と再会し、
美愛の花屋でロハスな女性たちとフラワーアレンジメントを楽しんだり、よく行くカフェには可愛らしい航平という男の子がいて癒してくれる。
そんなロハスな一人生活にある日、真人が訪ねてくる。
「離婚してくれ」…真人の衝撃の告白、航平との唐突な一夜、
友人からの再婚の勧め。まだまだ綾の人生は落ち着かない。。。
(以下、感想・ネタバレあります)
綾は真人と「お互いこれからどうしたいのか」
距離を置いて考えるため別居を決意し、豊洲のタワーマンションから
代々木上原へ引っ越し一人暮らしを始めた。
久しぶりの一人暮らしは寂しくないらしい。
朝は近所のパンの美味しいオシャレなカフェで朝食。
イケメン店員の航平も居て
“舌も目も満足させてくれる” 綾のお気に入りのカフェらしい。
豊洲に居た頃は外に出れば子供の泣き声や笑い声が聞こえ、
否が応でも「家族」を意識させられた。
夫との価値観・出産・家族・女の幸せって。。。
モヤモヤしていた綾にとって、代々木上原は居心地が良いのでしょうね。
代々木上原は、“生活感が無いのに家庭的”な女性が多いらしいですよ。
夫、真人から衝撃の告白。
「頼む、離婚してくれないかな。」
「子供ができたんだ。」
( ゚Д゚)
綾は取り乱さず真人に言った。
「それって浮気してたってこと?
私たち離婚してないから浮気だよね。相手は?いくつ?」
会社の送別会の席で、真人の隣に座ってきたA子。
(A子で合ってるのかな)
真人のワイシャツのボタンが取れかかっていることに気付き一言。
「かわいそう。奥様、気付いてくれないの?」
この上目遣い・・・
( ^ω^)
真人はこの同じ会社の契約社員27歳と関係を持ってしまったらしい。
綾は「おめでとう。幸せになってね。」と真人を許した。
“未婚のときは結婚することが女の幸せだと迫られ、
結婚したら、子供を産むことが女の幸せだと無言の圧力をかけられる。
暴力的なまでに押し付けられてきた女の幸せの定義”
真人が帰って行った後、離婚届を書く綾。
「ハンコを押せば、そんな世間の圧力から解放される。」
でも女として生まれた以上、子供の一人も産まないなんて…。
書いてる途中に涙が溢れて止まらない…。
なんか苦しい。
女性には年齢の壁もあるし、本当に難しい。
考えさせられる内容です。
その後、綾は航平が来ているという店に顔を出し
航平と関係を持った。
「この男、一体何が狙いなんだ?
アラフォーバツイチ女に興味を持つなんて。お金?結婚詐欺師?」
航平は綾のことが前から好きだったらしい。
「まぁ、いいかっ。」
( ゚Д゚)良くないでしょ・・・
美愛の花屋でフラワーアレンジメントを楽しんでいる仲間に
「綾さん再婚は?良い人が居るから一度会ってみない?」と
男性を紹介してもらうことになった綾は・・・
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