物語のある生活

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ザ・ノンフィクション「人殺しの息子と呼ばれて…」北九州連続監禁殺人事件の殺人犯の息子が登場

「ザ・ノンフィクション」2017年10月22日(日)放送分

人殺しの息子と呼ばれて・・・

 

先週、前半の放送を見ました。

見ていてとても胸が苦しくなりました。

今週は後半の放送です。

(フジテレビプロデューサーの張江泰之さん)

 

今回の主人公は、自分の正体を隠しながら生きている一人の青年。

北九州市に住む24歳の会社員。

北九州連続監禁殺人事件の犯人の息子です。

 

自分の体に殺人犯の血が流れている。

その恐怖心と戦いながら生きてきた青年。

 

北九州連続監禁殺人事件で両親が殺害したのは、親族ら7人。

その殺害方法があまりに残虐すぎて、当時のメディアは

報道を差し控えたほどの事件だったそうです。

小説や漫画の題材として、繰り返し語り継がれてきたこの事件。

 

彼は顔と本名を隠し、声だけはそのまま放送して良いという条件で

「ザ・ノンフィクション」の10時間にもわたる

長時間のインタビューに答えたそうです。

 

「ザ・ノンフィクション」でこの放送をするきかっけとなったのが、

フジテレビでのとある番組。

「追跡!平成オンナの大事件」という番組で

北九州連続監禁殺人事件が取り上げられ、

番組後に犯人の息子だと名乗る男性から一本の電話があったそうです。

「番組のせいで、自分がネットで晒されている」

番組プロデューサーは、彼から直接話が聞きたいと

インタビューをお願いしました。

 

松永死刑囚、緒方受刑者の長男

現在24歳。

彼は両親の逮捕後、養護施設で生活していたそうです。

自分の身体に殺人犯の血が流れている…。
その恐怖と闘いながら生きる一人の青年。

北九州市に住む会社員の男性、24歳。
彼の両親は、日本の犯罪史上、類を見ないと言われた、あの

「北九州連続監禁殺人事件」の犯人です。

 

10時間に及ぶインタビューの中で語られたのは、目撃した事件の真相と、両親から受けた自らへの虐待そして、私たちの想像をはるかに超える悲しき人生でした。

 

10月15日放送分の前半では、

彼が幼い頃に目撃して今でも覚えている事件の真相や

両親からひどい虐待を受けてきたこと、

小学校に入学してからの様子などを語っていました。

 

10月22日放送分の後半では・・・

後編では、身寄りも金もなかった息子が、養護施設を出て自立するまでの地獄の日々を赤裸々に告白。

また、番組では、母・緒方純子受刑者から届いた手紙を初公開、そして、手紙に対する息子が抱いた意外な感情。

さらには、父・松永太死刑囚と面会し、どうしても自分に言って欲しかったこと…。

 

定時制高校に入学し、昼間はガソリンスタンドで働いていたそうです。

自立することに焦りを感じていた彼に里親が見つかったが、

徐々に居づらくなり家出。

住所不定となった彼は職を転々としました。

身分を証明してくれる人も居なく、彼はまともな職には就けなかったと言います。

 

2011年12月

最高裁による判決が下った時、息子は18歳。

服役中の母親(緒方純子受刑者)からは

手紙が届くようになったそうです。

4年間で21通の手紙。

母親からの手紙には、息子を想う気持ちが綴られていました。

複雑な思いで手紙を読む息子は、今更何をいってるのと

素直には受け取れませんでした。

 

数々の虐待を受けてきた息子は、母親の面会に行き

なぜあんなことをしたのか聞いてきたと言います。

ごめんねと謝られたこともあったそうです。

「マインドコントロールされてどうのこうの」と母親は

よく言っていたそうですが、

彼にしてみれば理不尽極まりないこと。

「親らしいことできなくてごめんね。」と言う母親に

そんな場所から今それを伝えてどうなるの?と息子。

それに対して母親は「私が死ねばいい?」と返す。

「苦しんで生きろ」と息子は言い放ったそうです。

 

息子は父親の面会にも3度ほど行っていたそうです。

父親は、あの頃と全く変わっていなかったと言います。

笑っているが、目が笑っていない…。

 

のちに息子は、結婚を意識するようになりました。

小学校の頃の幼なじみだそうです。

彼女の母親は薬物で捕まってしまったと言います。

自分と境遇が似ている一人の女性。

今は、夫婦二人で静かに暮らしているそうです。

 

彼は5年前、今働いている会社で正社員として雇ってもらったそうです。

「人間に恵まれてるなっていうのが、ものすごい

それが長続きしている一番の理由だと思います。」

 

両親が逮捕されて15年。

彼には今でもトラウマがあり、明るい所が苦手だと話します。

さらにネットで叩かれることに対しては・・・

「知りもしない人たちが僕のことを悪く言う

今はもう、何て言われてもいいなって思ってます。」

 

「事件に関しての記憶は消えないと思うけど、その回数が減ったり

記憶に対する自分の付き合い方ですよね。

そういった面で自分の負担を減らしていければいいなとは思ってますね。」

 

彼は、こう語っていました。

本当に、いろいろな事を考えさせられる番組内容でした…。

とてもひと言では言い表せません。 

 

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