東京女子図鑑
第八話(22分)
豊洲での生活の中で、仕事でも大きなプロジェクトを抱え、充実した生活と居場所を築いている綾。
しかし、外での成功に比べて夫婦生活は少しずつ歯車の噛み合わなさが目立ってくる。
どこにも行き場のない苛立ちが積もってくる。
仕事の充実とともに家庭も充実・・・とはうまくいかないのが現実である。豊洲に暮らす住人たちも様々。
子供の成長を楽しんでいる母たち、子供を持たない幸せを語る妻たち、幸せそうに見られたい女たち、そして綾。
真人との結婚生活の中で、子供を持つことへの憧れと、仕事の充実、夫婦の価値観・・・少しずつ自分自身を見失い始める綾だった。。。
(以下、感想・ネタバレあります)
東京に来て10年が経った綾。
結婚し豊洲に住み、有名ブランドでの仕事もこなし充実した生活を送っている。
残業して帰ってきた綾に、ソファーに寝ころびながら
「おかえり。晩飯なに?」という真人。
(#^ω^)仕事して帰ってきたのに、
机の上はビールの缶とか置きっぱなしだしイラっとくる~。
溜まった洗い物や洗濯物を見てうんざりする綾は、
「この家にはさ、あなたと私2人しか住んでないんだよ。それってさ、
自分がやらなければ相手がやるってことになるんだよね?」と真人に言う。
うん、その通り。
真人「なんでそういう言い方するのかな~素直に怒った方がかわいいのに。」
綾「別に今すぐやれって言ってないんだけど。」
苛立つ2人。
真人「なんか旨いものでも食いに行こう。」
同じマンションの住人が4階からエレベーターに乗ってくる。
綾たちが住むのは11階だったかな?
4階の住人は突然、
「私、高所恐怖症なんです。だからわざわざ下の階を選んだんです。」と
綾と真人に話しかける。
( ゚Д゚)えっ、何・・・??
「え、あ、そうなんですか」しか言えないわ。
「大変ですね、高所恐怖症。」と返す綾。
こういう見栄を張ったりするのって、タワーマンションあるあるなの?
旨いものと聞いていた綾はオシャレして出かけてきたが、
着いたのは もんじゃ焼きのお店だった。
美味しいけど、そうじゃない。
「これって食べ物の趣味が合わないってこと?」と思い始める綾。
女の幸せ、子供を持つ事へのあこがれ、家事と仕事の両立・・・
結婚後も悩みは尽きないですね。
有給を取り家事に力を入れていた綾は、掃除中にある本を見つける。
「はじめての男の婚活 実践マニュアル」
付箋が貼ってあった箇所を開いて読んでみると、
「妻になる人にも夢や目標を持っていて欲しいですね。
その人がそれを叶えることを、僕自身の夢や目標にしたいんですよ。」
あ、これは・・・真人さんが綾に語っていた台詞そのまま。(笑)
食事中は「やっぱり良いよね。飯が待ってるっていうのは。」と言われ、
綾の中の「これじゃない感」が強まっていく感じがわかりました。
子供を持ち、幸せな家庭に憧れを持つ綾。
夫との価値観に大きな差を感じはじめ、モヤモヤが消えない綾は
花屋の美愛を訪ねる。
美愛「あ、離婚の相談でしょ?(笑顔)」
「東京女子図鑑」第九話に続きます。
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